オカリーナ、当てずっぽうでどんどん吹いてみよう

「楽器を吹く。」ということは、楽譜としっかり向きあって
真面目にきっちりひとつひとつやらなくっちゃいけない・・・。

なーんて、思っていませんか。

カラオケ屋さんに行くと、楽譜は置いてありません。
番号の付いた「タイトル本」しかありません。
あとは、歌詞が画面に出てくるだけ。

歌は楽譜を見なくても歌えるのに、どうしてオカリーナ
楽譜を見なくっちゃいけないんでしょうか。

「そりゃあ、ドレミがわかってないと吹けないから。」

そうでしょうか。

「ちょうちょ」を楽譜を見ないで吹けるか試したことが
ありますか。あれれ?そう。案外楽譜に頼らなくても
吹けるんです。「チューリップ」はどうですか。
小学校の時、リコーダーで、「ミ、ミ、ミーレミーファ
ソーソソーソミー」と遊んだことはありませんか。
「春の小川」は、ミソラソ〜♪、「たなばたさま」は、
レレソラ〜♪です。

「それぐらいだったら、簡単だから。」

実は、知っている曲だと、楽譜を見ないで吹くほうが
ラクで、楽譜を見ながら楽器を吹くというのは、かなり
高度な技術のいることなんです。楽譜を見ないで吹くことは
難しい、できないと思い込んでいる人が多いです。

コツを教えましょう。

「最初の音はな〜に?」です。

出だしの最初の音が問題なのです。低すぎてもダメ、
高すぎてもダメ、かんたんなドレミで演奏できる
最初の音を知っておけば、あとは、たいていの
曲は当てずっぽうで吹けます。特別な訓練は
必要ありません。

どんどん当てずっぽうで吹いてみましょう。